住宅地の中にある競馬場。1周1200mとサイズは小さいが、スタンドからの眺めがよく、どこからでも迫力満点のレースが楽しめる。
都内からのアクセス
南浦和駅から無料バス
JR京浜東北線・武蔵野線「南浦和駅」から無料バスで5分、もしくは徒歩15分。JR京浜東北線・高崎線・東北本線・湘南新宿ライン「浦和駅」からも徒歩15分。「新宿駅」からはJR埼京線か湘南新宿ラインで「赤羽駅」まで行き、京浜東北線に乗り換え「南浦和駅」で降りて無料バス。所要時間は40分ほど。
押さえておきたい場内グルメ
浦和名物のきゅうり
浦和競馬場のグルメは揚げ物が中心で、質・量ともになかなか充実している。ただ、油っこいものばかり食べていると、さっぱりしたものが欲しくなる。そんなときは、きゅうり(120円)がオススメ。
渋いぞマグロカツ
ありとあらゆるものを揚げ物にしている感のある浦和競馬場グルメ。マグロカツは、ちょっぴり変わった味なのでぜひお試しあれ。120円。ソースをつけるかどうか聞かれるので「はい」と答えるべし。
大きすぎるチキンカツ
浦和競馬場に来たならぜひ食べたいのがチキンカツ(270円)。一番右端の店で売っていた。かなりのサイズなので、お腹一杯になること間違いなし!
100円に下がるまで待つべきか?
最終レースが近づいてくると、一部商品が100円に値下げされる。具がぎっしり入った豚汁も100円になるぞ。
このレースは必見
なぜ埼玉でなく「さきたま」なのか?
浦和競馬を代表するレースと言えば、毎年5月末か6月頭に行われている「さきたま杯」だ。中央・地方の交流重賞で、距離1400mで争われている。ところで、レース名が「さいたま」ではなく「さきたま」の理由をご存じだろうか? それはこのレースの名称が埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)に由来しているからなのだ。ここは埼玉県行田市にある古墳群で、5世紀末から7世紀にかけて作られたと考えられており、馬に関する出土品が数多く発掘されている。古より、人間と馬が共存したことを証明した出土品から、現在そして未来も人と馬が手を取り合って歩んでいこう、と誰かが考えたのかもしれない。
3歳牝馬戦線の開幕を告げる
南関東牝馬三冠は桜花賞を皮切りに、東京プリンセス賞、関東オークスと続いていく。その桜花賞が浦和競馬場で行われる。時期は3月末か4月の頭、ちょうど暖かくなるいい季節なので、観戦するにはもってこいだ。